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マガジン SLS(スーパーライトショアジギング)とは?小型回遊魚も爆釣させる最強ルアーはこれだ!!! SALT

SLS(スーパーライトショアジギング)をサーフでやってみた

2020年7月某日。平日にもかかわらず、休日の朝のようにアングラーが集結していました。

アングラーの多さは、それまでの釣果に直結しています。…今回のサーフ釣行は期待できそうです。

SLSはスーパーライトショアジギングの略で、今回の釣りのテーマでしたが、笑いが止まらない結果となりました。

「やっぱりライトだよ」と思わず言ってしまうほど「竿が曲がりまくり」の釣行情報をお届けします。

動画はこちらです。

サーフでSLSをすると巻くだけで青物爆釣

今回サーフ釣行の結果は、青物が爆釣しました。

  • ショゴ(カンパチの幼魚)
  • ワカシ・ワカナゴ(ブリの幼魚)

青物が釣れた数は、途中で数えるのをやめるほどです。もはや青物のお祭り状態でした。

青物と言えば、青物独特の首振りと豪快すぎる引きですよね。その釣りの醍醐味をSLS(スーパーライトショアジギング)は、最大限に引き出します。

しかもルアーを巻くだけで釣れたので、超簡単な釣り方で青物の引きを味わえました。

SLSとは?

SLS(スーパーライトショアジギング)は、さまざまな魚種をさまざまなルアーで狙う釣りです。

ライトといっても、大きなものは80cmを超える魚を釣る事が出来る可能性があります。

SLSは文字通り「ライト」な釣り

SLSの「L」は「Light=ライト=軽い」の意味です。タックルバランスが非常に軽く、小さな魚でも引きが強く感じられます。

その引きを最大限楽しむため、わざと「ライト」なバランスにしているわけです。

タックルバランスを軽くしている分、通常のジギングに比べ大物がかかったときのやり取りは難しいですが、簡単に魚を寄せられない「ハラハラ感」は最高級の釣りの醍醐味と言えるでしょう。

ただし、大型回遊魚が回遊しているポイントでのSLSは他アングラーに迷惑が掛かるので止めておきましょう。

SLSで釣れる魚

今回の釣行では青物(ショゴ・ワカシなど)が釣れましたが、SLSはまだまだ多くの魚種が釣れます。

  • 青物系
  • シーバス
  • タチウオ
  • タイ系
  • ヒラメ
  • マゴチ
  • 根魚(カサゴ・キジハタなど)

正直なところ、フィッシュイーターであればどんな魚種でも釣れるのがSLSです。

狙う魚種に合わせてアクションやルアーを選択し、魚を釣りあげることがこの釣りの難しさであり、最高の楽しみ方。

また、状況やポイント、季節やシーズンによっても、釣れる魚は変わります。

SLS初心者におすすめするシーズン(時期)

ガチガチのSLSアングラーならば、シーズンを通して何かしらの釣果をあげることができます。

しかし初心者にとっては、まずは釣れないと楽しめないですよね。「まずはどんな方法でもいいから釣果が欲しい」と思う方は、釣れるシーズンを絞ってみましょう。

SLS初心者におすすめするシーズンは「春」から「秋」です。春から秋は、大抵の魚の産卵期と越冬のための捕食期と重なります(もちろん夏が良い魚もいます)。

二大シーズンで多くの魚種が狙えるSLSをやれば、何かしらの魚が釣れる可能性は高いです。

SLSで使用するタックル

スーパーライトショアジギングなので、軽めのタックルが選ばれます。

  • ロッド:8ft半~9ft後半
  • リール:3000番台~4000番台
  • ライン:PEライン0.4~1.0号
  • ルアー:30g程度まで

狙う魚やポイントによって、多少前後するものがありますが、基本的にこれくらいが軽いと言われるSLSのタックルです。

SLSのメリット・デメリット

SLSの特徴であるタックルバランスを軽くすることは、メリット・デメリットがあります。

【メリット】

  • とにかく魚の引きが手元までダイレクトに感じとれる
  • 操作性・感度が上がる

【デメリット】

  • 魚に力負けすることがある
  • ラインが細く、大型魚とのやり取りに不安がある

しかし、デメリットをカバーできるタックルであれば、SLSの楽しさが解らないですよね。

今回のサーフ釣行で使用したタックルは、力が強いと言われる小型回遊魚にも負けず、まさにSLSのメリットのみを残したタックルです。

SLSのおすすめタックルは青物が釣れすぎて笑いが止まらない

今回の釣行で使用した、釣れすぎて笑いが止まらなくなったSLS用タックルがこちらです。

【タックルデータ】

  • ロッド:【ジャクソン】サーフトライブSLS9062L +
  • リール:【シマノ】ヴァンキッシュ4000XG
  • ライン:【バリバス】マックスパワーPEX80.6号
  • リーダー:【バリバス】シーバスショックリーダーフロロ12lb

SLSの「SL」は「スーパーライト」とあるように、軽いタックルを使うことで魚とのダイレクトなやり取りを手元まで伝える。

その分魚の引きを十分味わえ、引きが強い青物となると、さらに楽しみは倍増します。

サーフトライブSLS9062L+はどんなルアーでも扱える万能ロッド

サーフトライブ | ジャクソン | Jackson | ルアー | 釣り

青物が爆釣したサーフトライブSLS9062L+は、SLSの特徴を味わえ、さまざまなルアーを使用できるロッドです。

  • どんなルアーでも「飛距離が出せる」サーフの必須条件をクリアするガイドセッティング
  • バイトを逃さない感度と柔軟性を引き出す40tカーボンメインのティップ
  • 操作性を向上させるブランクス
  • サーフ・漁港・堤防のどこでも扱いやすい9ft6in(292cm)

サーフでの釣行は、ジグだけでなくミノーやシンキングペンシル、ジグヘッドワームなどさまざまなルアーを使用します。

ルアーローテーションをして、当日の正解を探ることがサーフの釣り方で大切なことであり、釣果にたどり着く近道です。

サーフトライブSLS9062L+は、さまざまなルアーでもジギングで絶対必須の「飛距離」をメインに、「操作性」「感度」まで欲張りに開発したロッドになります。

ただし絶対に忘れてはいけないのが、「ライト」で「魚の引き」をダイレクトに感じられるSLSの特徴。

たかだか20~30cmの青物の幼魚といっても、サーフトライブSLS9062L+は「竿がよく曲がる」と思えるほど魚の引きを楽しませてくれます。

ルアーニュースRさんでも詳しく解説してくださっているのでこちらもご覧ください↓

井熊亮プロデュース!サーフトライブSLS(スーパーライトショアジギング)モデルが登場【ジグ中心に色んなルアーが使える】 | 釣りの総合ニュースサイト「LureNewsR(ルアーニュース アール)」

軽めのリール、軽めのライン・リーダーがSLSを楽しくする

3000~4000番台のリール、0.6号のPEライン、12lbのフロロのリーダー。

青物やヒラメなど、大型化する魚もヒットする可能性のあるSLSなので、このリールやラインはかなり緊張感があります。

しかし、それでこそスーパーライトショアジギング。魚とのスリリングなやり取りが醍醐味のこの釣りで、必要なタックルです。

また、これだけライトなタックルバランスにすることは、魚の引きだけでなく、ルアーの操作性にも直結します。

さまざまなルアーを使用するSLSでは、ルアーの操作性は必須で、ライトなリールとルアーが操作性向上の条件です。

サーフトライブSLS9062L+に合わせるリールサイズは3000~4000番のリールが良く、重さ的に200g前後のリールがバランス的には良いと思われます。

サーフの青物が何匹も釣れたSLS釣行で使用したルアー

今回のSLS釣行で青物が釣れたルアーがこちらです。

  • 飛び過ぎダニエルB10g
  • 太刀ジグ20g
  • ギャロップASLC32g
  • RAPOP

すべてのルアーで、ショゴやワカシが釣れました。

釣行の初めはタチウオを狙っていましたが、青物がたくさん寄っていることが分かると、青物に狙いを絞らないアングラーはいないですよね。

「最強」のルアーも含めて、SLSにおすすめしたいルアーを紹介します。

飛び過ぎダニエルB(ブレード)10gは「最強」…以上!

飛び過ぎダニエルブレード 7g10g | ジャクソン | Jackson | ルアー | 釣り

10gのくせにめちゃくちゃ飛距離を出して青物にアピールしたのが、飛び過ぎダニエルB10gです。

  • 小さいシルエット(捕食のしやすさ)
  • 極端な後方重心による「異次元の飛距離」
  • ワイドウォブリングアクションを巻きだけで演出
  • ブレードのフラッシングよりアピール力大
  • アシストフックがバイトを確実に釣果へ

SLS釣行では、必ずレギュラーメンバーの中に入れておきたいのが飛び過ぎダニエルB10g。飛距離は正義です。

異次元の飛距離は、異次元の釣果をもたらしました。

しかもワイドウォブリングアクションは巻くだけで手に伝わるため、初心者でも正しくアクションが出来ていることを感じられます。

今回の釣りでも「着水直後にリールを巻く」これだけで青物が釣れました。

飛び過ぎダニエルシリーズの違った使い方を紹介する記事も有りますので要チェックです↓

サーフでダニエルジャーク!コノシロパターンのシーバス・青物の釣り方 | ジャクソン | Jackson | ルアー | 釣り

 

太刀ジグのグローカラーが1発目のショゴにアピール

タチジグ | ジャクソン | Jackson | ルアー | 釣り

 

今回のサーフ釣行はタチウオを狙っていたため、最初のルアーは太刀ジグを使っていました。

  • 比重11の鉛ではなく比重7の亜鉛を使用したスローなフォール
  • フルとゼブラでグローにもカラーバリエーションを持たせる
  • ワイヤーアシスト標準装備でラインブレイクを阻止

タチウオを釣るためのジグですが青物にもスローなフォールは効果は抜群で、良い型のショゴが釣れました。

釣れたカラーはゼブラグロー。タチウオへのアピールに変化をつけるため、グローといえどもゼブラで差をつけられます。

そして何よりも鉛より比重の軽い亜鉛を使ったスローフォールにより、狙いたいレンジでキープがしやすいです。

SLSは何も青物や底ものだけがターゲットではありません。タチウオを含め、広い魚種が狙える釣り方がSLSなのです。

青物を見切らせないためギャロップASロングキャスト32gで沖を狙う

ギャロップ アシスト ロングキャスト | ジャクソン | Jackson | ルアー | 釣り

 

爆釣しているとはいえ、魚も同じルアーを見せているとさすがに見切ります。そこで使用したジグが、ギャロップASロングキャスト32gです。

  • ギャロップシリーズの中では飛距離特化
  • 魚にとって捕食しやすい小さなシルエット
  • スローからファストまでリトリーブスピードに幅広く対応

ギャロップASロングキャストを使った目的は、爆釣している青物にルアーを見切られないためです。

また、飛距離特化にすることで、まだ探れていないエリアのフレッシュな魚にアピールすることもできます。

例え今回のように爆釣できる状況でなくても、小さなシルエットは渋い状況の海にも効果的です。魚種を選ばないSLSの釣行でおすすめしたいルアーになります。

R.A.POPでルアー釣り最大の興奮シーンに出会う

R.A.POP | ジャクソン | Jackson | ルアー | 釣り

R.A.POPは今回のサーフ釣行で興奮する瞬間をもたらしてくれました。

  • クロダイ好みのポップ音
  • 捕食しやすい立ち姿勢
  • ミスバイトを防ぐための左右のダートを抑えるようなフィン状のエラ

実はR.A.POPは、クロダイ用に設計されたルアーです。しかし、釣果からも青物にも有効であることを証明しました。

SLSはトップのルアーも使うことがあります。トップは魚がバイトする瞬間が見られるルアーで、最高に興奮するルアーです。

そう考えると、SLSは釣果が出る可能性を上げる釣り方もできるし、正解にたどり着く道のりを楽しむ釣り方もできる方法ですね。

サーフSLSで青物が爆釣した釣り方

さまざまなルアーローテーションをした釣行で、ルアーと状況に適した釣り方を行いました。

どの釣り方も青物が爆釣し、SLSで有効であることが分かります。

高活性であれば表層に近いレンジを攻めろ!

今回のサーフ釣行で爆釣した青物の多くは、表層に近いレンジで釣れています。

  • 飛び過ぎダニエルB10gでファーストリトリーブ
  • R.A.POPはトップのルアー
  • ギャロップASロングキャストは表層でアピール

ベイトは深場にいるフィッシュイーターを避けるため、プランクトンなどを捕食するため表層を泳ぐ習性があります。フィッシュイーターはベイトを捕食のとき表層まで上がってきます。

表層で青物が釣れるということは、かなり活性が高い状況だと考えて良いでしょう。本来表層は、鳥に狙われるレンジですからね。

ただ巻き、フォール、ジャークの釣り方で釣れています。SLS初心者におすすめしたい釣り方は、飛びすぎダニエルB10gを使用したときの「ただ巻き」です。

文字通りただ巻くだけで、巻くスピードを変えるだけでも、アピールに変化がつけられます。変化こそ、釣果をあげるためのキーワードです。

黒豹ジャークを伝授します!

ギャロップASロングキャストで青物を釣ったのは、表層で黒豹ジャークしている時でした。

SLSはスーパーライトショア「ジギング」です。ジギングの基本アクションは、ジャーキング。そのなかでも黒豹ジャークは、通常のジャーキングよりバイト率を上げる釣り方です。

  1. ロッドをしゃくると同時にリールを1回転巻く
  2. 3回連続でしゃくる
  3. 3回目しゃくった直後にティップを下げ、ラインスラッグを出す

このアクションの大事なところは「3」のラインスラッグを出すこと。

ジグにまったくテンションがかかっていないため、最も自然な動きでフォールします。そのフォールに追ってきた魚が食いつくわけですね。

しゃくりっぱなしだと、どうしてもラインテンションがジグに伝わり、アタリを取りやすい分不自然な動きになります。こうなると直前で魚が見切り、バイトしない可能性も…

つまり黒豹ジャークは、追ってきた魚がバイトする最後の仕上げ(喰わせの間)を演出してくれるアクションです。

一回バラしても諦めちゃいけない

Ichi_Lowの釣果の一つに、一度青物をバラシたのに、諦めずアピールしていると再びバイトしてきたものがありました。

キャスト後すぐにバイトがありましたがバラシてしまい、諦めずに「こっからのリカバリー」を信じて波打ち際ギリギリまで誘うと、再びバイト。

ジグが足もとに来るまで、丁寧に誘い続けることで釣果を増やせる、Never Give Up!

底も一つのポイント

表層がフィッシュイーターがベイトを追い詰める「壁」であるように、海の底も「壁」になります。

もしも表層で青物やタチウオの反応が悪く、ベイトの回遊が確認できれば海の「底」を狙ってみましょう。ヒラメやマゴチの「底もの」と言われる魚の釣りです。

今回の釣行では、表層周辺で小型回遊魚のバイトが多かったので底を狙うことはなかったですが、釣りの基本の考え方なので、表層で反応がない場合は、底にルアーを通してみてください。良い魚と出会える確率があるかもですよ!

サーフでSLSをやると楽園を感じられた

梅雨の合間に行ったSLS(スーパーライトショアジギング)は「ここに楽園があった」、と感じられる釣りでした。

色々なルアーで釣りましたが、飛び過ぎダニエルB10gを表層で巻くだけの釣り方が、SLS初心者にはおすすめの釣り方です。

釣行当日の状況に合わせて、表層だけでなく、中層、底とレンジを変え、ルアーローテーションさせることが釣果にたどり着く近道です。

まずは今回最も結果を出した飛び過ぎダニエルB10gをレギュラーメンバーに加え、サーフに出かけてみませんか。

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