マガジン スーパーライトショアジギング(SLS)の釣り!!対決ジグ VS ジグサビキ!!! SALT
目次
スーパーライトショアジギング(SLS)をみんなで楽しもう!新しい企画もやってみました!
AM3時、暗いうちに釣り場に着いたのは、今回のSLSのターゲットがタチウオと青物だからです。
釣り場でご一緒させていただいたのは、「現場の杉浦です!!!」チャンネルのリナリーさんと、カメラ担当のTさん。
前回SLS(スーパーライトショアジギング)の釣り方を伝授し、みんなでまた釣りの楽しみを共有できたら、と思ってコラボさせていただきました。
SLSの詳細ブログはこちらにも掲載されています↓
SLS(スーパーライトショアジギング)とは?小型回遊魚も爆釣させる最強ルアーはこれだ!!! | ジャクソン | Jackson | ルアー | 釣り
また、ジグを使うプロ黒豹VSジグサビキを使うIchi_Lowという新たな企画に挑戦し、思いがけない結果にもなっています。
結果的にタチウオ、ワカシ、ショゴの青物をどれくらい釣ったか数えられない程釣り、「やっぱSLS楽しい!」と思えるものとなりました。
まずは動画を見て、ざっくり今回の釣りをご紹介します。
サーフでSLSをやったら指4本のタチウオと青物が爆釣した
今回のサーフSLS釣行は、リナリーさん、Tさん、黒豹、Ichi_Low全員安打という結果でした。
- タチウオ(指4本程度)
- オオニベ
- ワラサ・ショゴの青物(最大30cm)
今回二か所の釣り場で釣りをしましたが、二か所目の釣り場でつれた青物の数は忘れました。それほどよく釣れたということです。
アシストフックとリアトリプルフック両方に青物がダブルヒットしたこともあり、魚の活性が非常に良かったと思います。
サーフを走り回って、いい年こいたオジさん達が子どものようにはしゃいでしまうほど青物が爆釣し、大満足のSLS釣行となりました。
爆釣したからおすすめしたいSLSのタックル&ルアー
今回青物がアタリまくり、最高のその引きを楽しめたSLSのタックルがこちらです。
【タックルデータ】
ロッド:【ジャクソン】サーフトライブSLS9062L +
リール:【シマノ】ヴァンキッシュ4000XG
ライン:【バリバス】マックスパワーPEX8 0.6号
リーダー:【バリバス】シーバスショックリーダー フロロ12lb
ルアー:【ジャクソン】ギャロップアシストロングキャスト22g・32g
SLSをカタカナで書くと「スーパーライトショアジギング」。非常に軽いタックルだからこそ、小型の青物でもスリリングなファイトが楽しめます。
そんなファイトが数を忘れるほどできたのですから、そりゃ満足しますよね。
サーフトライブSTSLS-9062L+(Less is more ~最小限主義~魚との一体感を得る為に)
青物だけでなく、すべての魚のルアーフィッシングにおいて、ルアーのシルエットの小ささは武器になります。
サーフトライブSTSLS-9062L+は、その小さなルアーも扱えるロッドで、今回の青物爆釣の要因の一つです。
- 扱えるジグは5g~30gと幅広い
- ミノー・シンペン・ジグヘッドも扱える
- 飛距離を最大限に引き出すブランクスとガイドセッティング
幅広い重さとルアーを扱えるサーフトライブSTSLS-9062L+は、パターンを探しやすく爆釣につながりやすくなります。
もちろん「スーパーライト」とはいえ「ジギング」である限り、飛距離は外してはならないものです。その飛距離もきちんと考えられたサーフトライブSTSLS-9062L+に死角はありません。サーフで釣りをする時、メタルジグだけでは喰わせられない時がありますよね。このロッドはメタルジグ以外にもプラグ系やジグヘッドもMAXウェイト30g以内ならばフルキャストして釣りを楽しむことが可能です。フィネスなどの繊細な釣りにも対応する感度抜群のティップが搭載されていますのでオールマイティーに使用できるロッドとなっています。
井熊亮プロデュース!サーフトライブSLS(スーパーライトショアジギング)モデルが登場【ジグ中心に色んなルアーが使える】 | 釣りの総合ニュースサイト「LureNewsR(ルアーニュース アール)」
フォールスピードで魅せるの太刀ジグでドラゴン手前!
タチジグ | ジャクソン | Jackson | ルアー | 釣り
「現場の杉浦です!!!」のリナリーさんは、日が昇る前に何と指4本程度のドラゴン手前のタチウオを、太刀ジグで釣りあげています。
- 軽い亜鉛素材がゆっくりフォール
- フルグローとゼブラグローで違った刺激を与える
- タチウオの歯によるライブレイクを阻止するワイヤーアシスト
リナリーさんによると、バイブレーションの反応が悪かったので太刀ジグに変えると即ヒットしたとのこと。「フォール」に反応する時間帯だったのでしょう。
また、太刀ジグは通常のジグよりゆっくりフォールするため、タチウオがいるレンジで長くアピールできます。
ちなみにリナリーさんは、タチウオを4本とカマス、Tさんはオオニベをキャッチしました。
ギャロップASロングキャストはロングキャストも手前も可能
ギャロップ アシスト ロングキャスト | ジャクソン | Jackson | ルアー | 釣り
今回のSLSの釣果のうち、黒豹があげた青物はほとんどギャロップASロングキャストで釣りました。
- ギャロップASシリーズの中でもとにかくぶれずに「飛ぶ」
- シルエットが小さくSLSに最適
- リトリーブスピードが遅くても速くてもアピール〇
飛距離が十分出せるサーフトライブSTSLS-9062L+と、飛距離特化のギャロップASロングキャストを使うことで「超飛ぶ」タックルが仕上がります。
しかし、潮の流れによっては「手前」も攻めたいときがありますよね。そのデメリットはアピールできる距離が短くなることです。
ギャロップASロングキャストは、スローリトリーブでもアピールするため、きっちり手前も攻められます。
後述していますが、ジグサビキとの勝負のとき、黒豹は手前にギャロップASロングキャストを投げ、青物を釣りました。スローストリーブでもしっかりアピールした結果だと思います。
SLSでタチウオと青物が釣れた!その釣り方とポイントを紹介
今回のSLS釣行では、ほんの少し釣り方や釣りをするポイントを工夫しただけで、大きく釣果が変わりました。
たかだか15分の努力で即青物が釣れたり、たかだか数mで釣果が変わったりするのがSLSです。改めてそれを痛感した釣りでした。
巻きかフォールか!?SLSで釣れないときはルアーの動きに注意
リナリーさんは、ルアーの動きを変えようと釣り方を工夫したからこそ、釣果に出会えました。
- バイブレーション「巻き」から太刀ジグ「フォール」へ
- 着水後5カウントのレンジ
SLSでは巻きのルアーから、フォールのルアーまでさまざまな種類のものを使います。
SLSの釣り方の幅の広さは、その日のヒットパターンを見つけるうえで非常に有利です。釣り方を一つ変えただけで、タチウオを釣ったリナリーさんから学ぶべき内容ですね。
巻き、フォール、着水後のカウントによるレンジ意識、ピッチやリーリングスピード…
SLSという一つの釣り方でも、やり方はさまざまで、釣れない時は変化をつけることがコツです。
アイデア一つで、女性でも簡単にタチウオが釣れます。もはやSLSの釣りは、男性・女性問わず誰でも楽しめるものとなっています。
たかだか15分が青物を呼び込む
実は最初のサーフで、リナリーさんやTさんにはアタリがあったのですが、数m離れた位置の私たちはなかなか釣果にたどり着けません…
そこで魚からの反応がないので15分ほど移動しました。これが青物爆釣を呼び込み、移動後一投目で青物がヒットしています。
SLSに限らず、釣りをしているとどうしても移動を面倒に感じてしまいますよね。
道具をまとめ直すこと、移動先でもきちんと釣りができるポイントがあるのか…と考えると面倒に感じることもあります。
しかし今回はたかだか15分の移動により、笑いが止まらない、童心に返ってはしゃぎまわる釣りになりました。
少しの面倒で、大きな釣果を得られる可能性があります。当たり前のことですが、釣り方同様、釣りのポイントも「変化」させることが、釣果を得るためのコツですね。
ワカシを連発させたSLSでやりたい釣り方
今回青物のワカシを中心に、青物を誘った釣り方が黒豹ジャークです。
- 着水後ロッドをちょんちょんとあげる
- ちょんちょんのタイミングに合わせてリールを巻く
- 3回ちょんちょんをやった後、フォールさせる
フォールさせる直前に、竿先を下げてジグに自然なフォールをさせることが重要です。
この黒豹ジャークは、SLSの釣り方の引き出しとしてぜひ持っていて欲しいです。
リナリーさんやTさんも、この黒豹ジャークを習った直後に釣果が出たこともあり、一つの釣り方として武器にしています。
青物爆釣のポイントは粘りと変化の二面性?
青物に限らず、ターゲットが釣れた釣り方やルアーというものは、アングラーの固定観念を生んでしまいます。
だからこそSLSの釣りでは変化が必要ですが、その一方で活性が高い中では粘ることも有効です。
- 適度なルアーローテーション(変化)
- バレてもリカバリーで釣れることも(粘る)
魚がベイトだと思ったからこそ、アタリがあるのです。バレても諦めずに誘っていると、「逃がすか!」と魚が追従することもあります。
しかし同じルアーを使い続けると、魚が警戒するのも当然ですよね。
このルアーローテーションは、爆釣している最中だからこそやるべきとも言えます。要するに青物に飽きさせないことがポイントなのですね。
SLS青物対決!ジグを使うプロ黒豹VSジグサビキを使うIchi_Low
青物の活性が非常に高く、爆釣しているichi_lowが考えついたのが「ジグサビキならもっと釣れるんじゃね?」ということでした。
そうして始まった誰もやったことのないであろう、ジグを使うプロ黒豹VSジグサビキを使うIchi_Low。
SLSの釣りの奥深さと、黒豹のプロとしての意地が見られる結果となりました。
【バトルルール】
- ワカシ1P
- ショゴ2P
- その他3P
1時間経過時のポイント、または10P先取者が勝利となります。
「プロが勝つに決まってるじゃん!」と思った方は、こちらの動画で確認してみてください。
SLSの対決でプロが使用したジグと釣り方
黒豹がSLS対決で使用したジグは、ギャロップASロングキャストのゼブラグローピンクです。広範囲に探れ、さらに強烈なアピール力のあるジグを選択しました。
釣り方は基本的に黒豹ジャークです。
バトルで大事な先取点は、やはりプロとしては譲れません。アタリが出た時ジグには間違いなく2匹青物がついていましたが、残念ながら1匹はバレたため、ポイントは1Pでした。
その後、2匹のワカシをヒットさせたのですが、まさかあんなことが起きるとは…
ichi_lowがまさかの三連掛け!?
ichi_lowは、ジグサビキのジグ部分にギャロップASロングキャストのダブルアカキン(情熱フェニックス)を装着。
ichi_lowは奇跡担当の仕事をしっかり果たします。ジグサビキに青物を三連掛け。
なんて魅力的な言葉なんでしょう。SLSで奇跡担当がこれを実現しました。釣り方は黒豹と同じく、黒豹ジャーク。
ジグサビキといえど、結局はスーパーライトショアジギングなので、大きく釣り方を変える必要はありません。
さて、黒豹もichi_lowもそれぞれ持ち味を生かしていますが、勝負の行方は…?
魅せた!プロの意地!接戦になるほどの好勝負
動画の肝心なところが撮れないなどのハプニングがありましたが、SLS青物バトルは接戦の様相を見せました。
(黒豹)4-5(ichi_low)と接戦になる中、黒豹に2匹のワカシが同時にヒット!6-5と逆転しました。この時は、さすがに童心に返って、はしゃぎまわりました。
その後ichi_lowが1匹を追加して同点かと思われましたが、黒豹も1匹のワカシを追加。ここでゲームセット。
7-6という接戦で、SLS青物釣果は黒豹がプロとしての意地を見せました。
SLSバトルの接戦を制した要因「最後の最後、魚がいる所…見えたんですよ」
今回のSLS青物対決を黒豹が制した要因は、最後の最後に青物がついていそうなポイントを見極められたことです。
最後に魚が手前にいると判断できたのは、周りの様子や潮の流れ、ヨレなどを見て分かりました。黒豹は、釣り中も常に周りの変化を意識的に見ています。
さらにこのSLS対決の最後の3匹は、状況から考えて黒豹ジャークでなく、ゆっくりとしたただ巻きで釣りました。
プロとして全身全霊の力を出した瞬間ですね。
こうしてなんとかジグサビキに勝ちましたが、正直なところ今回の爆釣必須の状況では、ジグサビキに分があるでしょうね。
SLSで青物を釣りまくろう!
今回のサーフSLS釣行では、タチウオ、オオニベ、青物が釣れました。
ジグサビキを使えば、プロの腕に迫るほどの釣果に出会えるため、特にSLS初心者にはおすすめです。
釣り方の幅が広いSLSでは、いろいろな魚種が釣れ、釣りの楽しみを教えてくれます。
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