マガジン 今が旬!!ボートマゴチの魅力!!! SALT
いつもお世話になっております。
Jackson プロスタッフの滑谷徹です。
水温の上昇につれサーフの状況も良くなり僕の大好きなヒラメ&マゴチとフラットフィッシュの釣果もよく見かけるようなってきましたね!
今回はサーフではなくボートからのフラットフィッシュゲームをご紹介出来ればと思います!
夏が旬のマゴチはこれからがメインシーズンになる高級魚!
淡水にも強く河口付近の河川周りから干潟、サーフエリアまで幅広く生息するフィッシュイーター。食性は貧欲で選り好みする事は少なく捕食できる機会があれば積極的に捕食します。ゴカイ類やイカ、タコといった軟体動物類、エビ、カニ、シャコといった甲殻類を捕食し魚類ではシロギスやマハゼ、イワシ、サッパの他に同じ砂物であるシタビラメやヒラメの稚魚、同じマゴチの稚魚でさえも捕食します。シーバスやチニングの外道として様々なルアーや意外なポイントヒットしてくるのもその貧欲な肉食性と生息範囲の広さの現れとも言えます。
またマゴチの切り身はスーパーに出回る事も少なく市場に出回るケースが少なく釣り人だからこそ味わうことのできるターゲットと言っても過言ではありません。上品な白身は刺身、天ぷら、煮つけと食べ応えは充分!!
その上マゴチの引きは首振りが大きくロッドを大きく強烈に絞り込んでくる60㎝以上(ダンプサイズ)の良型マゴチはかなりひきを楽しめます。
そんな食べてよし、釣ってよし、のボートマゴチの釣り方をご紹介させていただきます!
〇ボートが苦手な方でも楽しみやすい!!
船酔いが激しい僕ですが近隣エリアの名古屋港内や東京湾内は比較的うねりや波を防ぐ事ができサーフが荒れてしまった日でも快適にオフショアフィッシングを楽しめます!サーフや河口などショアが厳しい状況で快適に釣りを楽しむことができるのも魅力の一つとして挙げられます。
〇状況対応力が釣果に出る!!
水深は浅いところで1.5メートル、深いとことで10メートル近くまで移動する事も!ボトムマテリアルも砂地がメインですが泥底になっている場合や、ストラクチャーが点在している場合も。
そのためその潮流の強さやポイントの水深によってリグやウェイト、トレーラーのアクションを微調整し最適なセッティングを探すのがたまらなく楽しいです!笑
また、潮の動くタイミングによっては時合いが重なりマゴチラッシュが始まり乗船しているアングラーとマゴチの連発を堪能できるのも楽しさの一つです。
〇基本的なアクションの種類
基本的なアクションの種類として
・ストップ&ゴー
・ボトムパンプ
・リフトアンドフォール
・ズル引き&ステイ
などが挙げられます。
ボトムに身を潜めているマゴチの目の前にリグを持って行くように心掛けてアクションを組み合わせるのがオススメです。マゴチがヒラメの様に中層までバイトしてくるケースは少なく基本的にボトム付近でのバイトが殆どです。積極的にボトムタッチさせる事を心掛けてアクションさせましょう。
〇当日に使用したタックル
ボートマゴチですが専用設計のロッドは少なくボートシーバスロッドの流用が多く、MLクラスからMクラスの使用が扱いやすいです。キャスティングするケースが多くルアーをある程度遠くに飛ばせる張りのあるロッドがオススメです。またマゴチの口の構造はヒラメと違い堅い上顎がかなり広い面積を占めているためフッキングしてもフックが貫通せず口内に突っかかっているだけの場合も多いです。操作面でボトムタッチが感じとれ、しっかりとフッキングでマゴチのバイトを捉えられるロッドをオススメします。
当日の使用したロッドは
・OGボートシーバス JOS-S610M BS(ジャクソン)
・OGボートシーバス JOS-S702MH BS(ジャクソン)
・ジェスター JSS-610M-SP (ジャクソン)
リールは2500番から3000番クラスのハイギアのスピニングリールを使用しました。
・エメラルダスAIR 2500H (ダイワ)→ライトタックル用
・セルテート3000CXH (ダイワ)→スタンダードタックル用
ラインシステムはPE0.8号前後と16LB前後のリーダーをセッティングしました。
・マックスパワーPE0.6号 & フロロショックリーダー12LB (バリバス)→シャロ―エリア用
・マックスパワーPE0.8号 & フロロショックリーダー16LB (バリバス)→スタンダード&ディープエリア用
フックシステムも口内にしっかりと掛かりやすく、尚且つ強烈なヘッドシェイクでもバレにくいクレンアシストシステムをオススメします。
当日は水深が浅いエリアでのバイトが集中したため
水深が3メートル前後 フリークセット15g
水深が5メートル前後 フィネスヘッド14g &ボーンベイト4.5インチor3.5インチ
といったローテーションで釣りを組み立てました!
潮流が強く水深が深いエリアでは30g前後のジグヘッドを使用するので15グラム代から30グラム代まで幅広くジグヘッドを用意しましょう。
〇注意事項
釣って良し食べてよしのマゴチですが、青物太刀魚の様な回遊性のターゲットとは異なり、同じエリアの砂底に居着く砂物であるため、根魚と同様に沢山持ち帰ったらその分いなくなってしまいます。これからも継続的に楽しむことが出来なくなってしまうので40㎝以下(しゃもじサイズ)は持ち帰らず優しくリリースしてあげましょう!
40㎝~59㎝の(スコップサイズ)、60㎝以上(ダンプサイズ)は食べる分だけ持ち帰り限りある資源を大切に頂き楽しませて頂きましょう!!
ボートマゴチは楽しすぎて休憩するのを忘れてしまうほど、、これからの夏場はマゴチの力強いアタリに熱中しながらもこまめな水分補給を心掛けましょう!!
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