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マガジン ヒラメがシブい時に最適!サーフフィネスでランガン攻略 SALT

サーフフィネスという可能性

サーフでヒラメ狙いにいったものの、アタリもなく厳しい…。そんな経験ありますよね。サーフは釣れない時はとことん釣れない。いくらランガンしてもなんの反応もないと、ランガンする気力もなくなってしまいます。そんなシブい時に最適なのが「サーフフィネス」。今回はそんな「サーフフィネス」について解説していきます。

 

サーフフィネスとは

 

サーフフィネスとは、繊細なアクションやアプローチでヒラメなどをサーフで狙う釣りのことです。今回使用しているサーフフィネスのルアーは、ジャクソン フリークセット12g(ヒラメ)。

このルアーは繊細にして大胆、釣果最優先型ライブベイトです。

金属プレートはチャターを思わせるが全くの別物で、プレートアイとヘッドアイの2 モードがあり、プレートアイではプレート部に水圧が加わることによって柔軟なワーム部分がヨタヨタとウォブリングし繊細ながら大胆にアピールします。ヘッドアイでは頭部のプレートがチラチラと明滅的にフラッシングし、その際にヘッド部分にプレートがかすかに当たることでカチカチとクラックサウンドを発生させます。またプレートによってかき回された水流がピンテール部分と共振し絶妙なピクピクアクションが発生し、フラッシング、クラック音と共にフィッシュイーターの捕食本能を強烈に刺激します。バイトの際は口内で折り畳まれやすいよう設計された柔軟で扁平形のテール部分が貴重なバイトを確実なフッキングへと導きます。フッキング後も口内にトレブルフックのみを残し、どの方向に魚が暴れてもトリプルクレンが柔軟に追従・回転することでバラシ軽減に貢献します。

 実際にサーフフィネスでランガンした結果…

 

 

非常に渋い中でもフィネスの有用性を感じる一枚となりました。

 

AM5時45分、通称温泉前ポイントに到着し準備を行いサーフに入る

実際にフリークセット12g(ヒラメ)でサーフフィネスにチャレンジ。

ここ1週間は釣況的に良くないのでアングラーは3人ほどしかいませんでした。大谷川放水路から東の駒越サーフまではテトラ帯ポイントなのでテトラとテトラの間のワンドに入り攻めていくのが基本のスタイルとなっていました。ベイトも確認できず、鵜などの捕食者の確認もできないので各ワンドをランガンしていかないと魚を出せない状況でした。まさに「シブい」状況でサーフフィネスの力の見せ所です。

 

1ワンド30分弱で見切りをつけランガンしていく事が釣果への近道

このような渋い状況ではやはりサーフフィネスにに頼るしかありません。1ワンド30分弱で見切りをつけランガンしていく事が釣果への近道だと思い、扇状に1投1投丁寧に攻めて行くが反応が無くベイトも確認できませんでした。

しかし、4ワンド目、沖目にキャストを行い海底付近をトレースし時折ロッドティップを跳ね上げて喰わせのタイミングを演出していると手前20m付近のブレイクで「ググッ」とフリークセットに待望のアタリ。

フィネスルアーに関しては即合わせ厳禁でアタリがあったらロッドティップを下げラインを送りフッキングに持ち込むのがセオリーです。見事にフッキングが決まり、上がってきたのは、綺麗にトリプルフックが口の中に掛かっているヒラメでした。

 

その後もワンドをランガンして行くことに

その後もワンドをランガンして行きましたが、温泉前ポイントでは何も反応を得られずポイントを大きく移動しました。

昼前の干潮前後のタイミングで三保の松原に入りました。こちらもベイトっ気は無くランガンスタイルで打っていきます。こちらのポイントはテトラ帯ではなく、波の変化もあまりないサーフでした。狙うポイントは潮目を打って行くことです。軽く潮目が出来ている中央付近をまず攻めて行くが反応を得られず、実績のある豆腐テトラといわれる一番東側にあるテトラ付近に移動し攻めていると、先程まで入っていた中央付近で突然ベイトが突上げられるナブラが発生。走ってポイントに駆け寄りメタルエフェクトをキャストするがナブラは沈み、ベイトを見失いました。やはり潮目付近は粘るべきポイントでした。その後もルアーローテーションを行い攻めていくが反応を得られませんでした。朝のヒラメのアタリ以外は何も当たらない厳しい状況でしたが、フィネスの有効性、フリークの集魚力を改めて確認できたロケとなりました。

 

実際に使用したタックルを紹介

【タックルデータ】

ロッド:ジャクソン サーフトライブSLS9062L +

リール:シマノ ヴァンキッシュ4000XG

ライン:バリバス マックスパワーPEX8 0.6号

リーダー:バリバス シーバスショックリーダー フロロ12lb

ルアー:ジャクソン フリークセット12g(ヒラメ)

 

実際に使用したロッドの解説

 

このロッドは、魚との一体感を得る為に、必要な機能を最小限詰め込んだものです。

軽いメタルジグ、シルエットの小さなメタルジグを使いフィッシュイーターを刺激する釣り「スーパーライトショアジギング(SLS)」が各地で好釣果を得ています。魚の大きさ問わず、ライトなタックルを使用する事でダイレクトに魚とのファイトが楽しめる釣りとして一気に拡がりを見せています。SLS自体の釣りは基本15g前後の軽いメタルジグを使用しショアジギングを行う釣りでありますが、いざ釣りを行う際、使用するルアーはメタルジグだけとは限らず、ミノーやシンキングペンシル、ジグヘッドワームなどさまざまなルアーを使い攻めて行くのがルアーフィッシングの楽しさでもあり釣果への近道です。このロッドはオールマイティーに使えるロッドとして仕上げていきたいとの願いで、メタルジグの使用には特化しているものの、色々なルアーを使いテストを繰り返し完成に至りました。

MAX30gのロッドの為、使用するルアーが軽いルアーであったり小さいルアーを使うので飛距離が出ないでは済まされません。自身の絶対必要条件である「飛距離」を最大限にカバーすべくブランクスとガイドセッティングにこだわり、ブランクスは40tカーボンをメインで使用しティップはやや硬めですがバイトを確実に捕らえる事の出来る感度・柔軟性を持たせ、ベリーからバットにかけてはメタルジグの操作を確実に行う事が出来る張り、魚のサイズ問わず引きを楽しめるブランクスに仕上げています。ガイドセッティングは飛距離を最大限に出しながら軽いルアーの操作感をブランクスに確実に伝えるガイドセッティング。キャスト後にきちんとティップのブレが収束し狙ったポイントへ確実にルアーを届ける事を考えキレのあるシャープなロッドに仕上げました。サーフだけでの使用に留まらず、港湾や堤防などルアーフィッシングを行う事の出来るポイントでの使用も考え長さを9ft6inに設定し取り回しの良さも考え楽しめるロッドが完成されました。

 

まとめ

 

サーフでヒラメ狙い。シブい時には「フリークセット」で「サーフフィネス」が有効なことが実証された釣行でしたね。サーフヒラメが釣れずに悩まされている皆さん、一度「フリークセット」使ってみてはいかがでしょうか。

 

使用製品一覧

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