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マガジン ヒラメの釣れるシーズン(時期)やポイントを「飛び過ぎダニエル」で徹底解説! SALT

シブいサーフ釣行でもヒラメがある釣り方でキャッチ!

2020年梅雨の中休み。東海裏にサーフイン。

前日に70cmのオオニベを釣っており、その情報を周りのアングラーから「釣った本人」が聞く、というにやけ顔間違いなしの状況からサーフ釣行は始まりました。

しかしベイトが一瞬で通過していく前日とは違ったシブい状況のため、焦る気持ちが膨らんでいきます。

そんな中でも、最後には50.5cmのヒラメをキャッチ。釣れないからこそやっておきたい、ヒラメの釣り方をご紹介します。

厳しい状況のサーフで釣れた魚はヒラメと…

 

この日はぽつりぽつりと魚っ気やベイトの気配はありましたが、全体的に厳しい状況での釣りとなりました。

  • ワカシ(ブリの幼魚、20cm程度)
  • ヒラメ(50.5cm)

青物とヒラメが釣れた、と言えばかなりカッコいいですね。

ただし、ヒラメはかなりうれしい釣果であることに間違いありません。やはりサーフといえばヒラメですよね。

なかなか釣れないことは、アングラーなら誰でもあり得ます。今回のサーフ釣行も、簡単に釣れない状況でしたが釣り方にある工夫をすると、最後にはきちんとヒラメが釣れました。

サーフのヒラメを釣るための基礎情報

サーフでヒラメを釣る、と言っても何の情報もなしに出かけても、ボウズを喰らう可能性があります。

ヒラメが釣れるシーズンやポイント、時間帯を知っていることは、サーフ攻略の必須事項です。効率よく釣りを楽しむため、基礎情報をおさえておきましょう。

ヒラメが釣れるシーズン(時期)

ヒラメをサーフで釣るならば、おすすめするシーズンが1年に2度あります。

  • 4月後半~7月初頭
  • 9月半ば~11月半ば

春から初夏にかけて、ヒラメは産卵をひかえるため、体力をつけようと積極的にベイトを追いかけます。

ベイトは浅場まで逃げ、ヒラメもそれを追うようにサーフの浅場に接岸するため、釣りをするにはベストシーズンになるわけです。

また、秋も越冬する体力をつけるために、ベイトを多く捕食をします。

ヒラメを釣る確率を上げるには、春と秋に釣行すると良いでしょう。ただし、夏と冬が全く釣れないわけではない、ということを付け加えておきます。

サーフでヒラメが釣れるおすすめポイント

サーフでヒラメを釣るには、ぜひチェックしておきたいポイントがあります。

  • かけあがり(ブレイク)
  • 離岸流
  • 波打ち際

地形の変化がポイントとは言いますが、サーフは見た目で分かりやすいポイントがありません。

ルアーが着底するまでに何秒かかるかを計りながら釣りをすると、かけあがりが分かります。また、離岸流や波打ち際は、波がくだける様子がポイントです。

ヒラメはこのような地形の変化があるポイントに潜み、ベイトが通過するのを待っています。

そこにルアーを通すと…

【ヒラメ釣り入門】魚がいないと感じたらランガンでブレイク(かけあがり)を攻める!!

ヒラメが釣れる時間帯

サーフのヒラメが釣れる時間帯は、3つあります。

  • 朝マヅメ
  • 夕マヅメ
  • 日中(日が昇っている時間)

朝マヅメと夕マヅメは、魚にとっての食事時間で、ヒラメも例外なくこの時間帯がよく釣れます。

今回の釣行でも朝4時にサーフインしましたが、すでにサーフには多くのアングラーがいました。

マヅメ以外では、日中が釣れる時間帯です。干潮や満潮などの潮変わりする時間帯が合わさればなお良い。

ヒラメは夜になると、砂の中でじっとして動かずベイトを視認できる日中に捕食活動が活発になります。

実釣でサーフのヒラメ(50.5cm)が釣れたタックルを紹介!

今回のサーフ釣行で、ヒラメとワカシを釣ったタックルがこちらです。

【タックルデータ】
ロッド:【ジャクソン】サーフトライブSTHS-1082ML +
リール:【シマノ】ステラ4000XG
ライン:【バリバス】マックスパワーPEX8 0.8号
リーダー:【バリバス】シーバスショックリーダー フロロ16lb
ルアー:【ジャクソン】ギャロップアシストロングキャスト32g・飛び過ぎダニエル20g

大物がかかる可能性があるサーフのルアー釣りとして、魚には負けず、かつ引きを楽しめるタックルです。

サーフトライブSTHS-1082ML

サーフトライブ | ジャクソン | Jackson | ルアー | 釣り

 

サーフトライブSTHSは、サーフの釣りに慣れていない人から熟練者におすすめするロッド、つまり誰にでもおすすめできるロッドです。

もし釣り仲間がほしくて、周りの人に「ロッドをプレゼントしてサーフ釣行に巻き込みたい」と思っているのであれば、サーフトライブシリーズをおすすめします。

  • 20cmのワカシのわずかなアタリもとれる感度
  • 50cmのヒラメの引きを楽しみつつ負けないパワー
  • 高い反発力による飛距離性能の向上
  • 朝4時から夕方17時半まで釣りができる負担の少なさと軽さ

サーフトライブが初心者から熟練者まで支持される理由として最も多いのが、感度と軽さです。40tカーボンを採用し、ロッド全体に渡って金属的な張りをもたせているため、感度が優れています。

今回の釣行で、もしヒラメが釣れなければワカシ一匹の釣果でした。20cmとはいえ、ワカシのアタリを取れたのはサーフトライブの感度のおかげです。

ボウズと釣果「1」の差は大きいですよね。

ワカシが釣れた「ギャロップASロングキャスト32g」

ギャロップ アシスト ロングキャスト | ジャクソン | Jackson | ルアー | 釣り

 

今回のサーフは、ベイトがとどまることなく一瞬で過ぎ去るような、厳しい状況ではありました。その中で結果を出したルアーが、ギャロップAS(アシスト)ロングキャストです。

  • シリーズの中ではサーフに特に有効な「飛距離特化型」
  • 小さなベイトに似せたシルエット
  • リトリーブスピードの変化にもすぐに対応してアピール

ワカシが釣れた理由は、特にベイトサイズに合わせられたことだと思われます。ワカシが20cmと小型であることからも、特徴の一つである小さなシルエットに反応したのでしょう。

その前まではクイックセットを投げていましたが、ワームでもアタックされないときがあります。

ワームに反応がないことで絶望になる人もいるでしょうが、ギャロップASロングキャストならば、遠い沖で「小さなベイト」を演出できます。

サーフのヒラメは「飛び過ぎダニエル」に魅了された

飛び過ぎダニエル 14g20g30g40g | ジャクソン | Jackson | ルアー | 釣り

 

サーフ釣行で50cmのヒラメをヒットさせたのは、ジャクソンから出されているルアーの定番「飛び過ぎダニエル」でした。

  • 名の通りの大飛距離
  • プレートジグなのにワイドウォブリングアクションをスローリトリーブで演出
  • テールのフラッシングでアピール
  • アシストフックでフッキング率アップ

同じ重さのジグよりも飛距離が出せる飛びすぎダニエルは、サーフで釣りをするうえで最強の武器である「異次元の」飛距離を出せるルアーです。

世の中には「飛距離こそ正義」という言葉があります。飛びすぎダニエルは、ただ飛ぶだけでなくアピール力も抜群です。

厳しい状況下で50cmアップのヒラメを誘った飛びすぎダニエル、と言えば、その魅力と実力が伝わると思います。

飛び過ぎダニエルは遠くだけではなく、波打ち際などで使用する事も出来ます↓

サーフのヒラメ・シーバス・ワラサの3魚種が釣れた釣り方を徹底解説!

 

ルアーローテーションに「クイックセット」を

クイックセット | ジャクソン | Jackson | ルアー | 釣り

 

サーフでヒラメを釣る、というと遠投が効くジグやバイブレーションといったイメージがあります。

しかし、ソフト系ルアーつまりワームでもヒラメを釣ることができ、クイックセット(クイックヘッド+クイックシャッド)はおすすめのルアーです。今回の釣行でも、基本的にクイックセットを使用していました。

  • ヘッド:重さの変更可、向上したフッキング率、アイの位置で多彩なアクションが可能
  • シャッド:ウォブリングアクションでアピール、多彩なカラーバリエーション

釣りをしている方は感じたことがあると思いますが、ワームは強いです。動画内には「釣果の9割はワーム」なんていうichi_lowの名言もあります。

クイックセットはシャッド部がワームで、ヘッドは金属でできた、飛距離や操作性を強化したルアーと思ってください。

過去にもクイックセットを使って、ヒラメ、マゴチ、オオニベなど多彩な魚種を釣っています。

クイックセットの釣果をもっと知りたい方はこちら↓

サーフゲームシーズンIN! 井熊亮が現地実釣レポート【新作クイックヘッド&シャッドとアスリートプラス105VGを現場投入】 | 釣りの総合ニュースサイト「LureNewsR(ルアーニュース アール)」

サーフで実践したヒラメの釣り方を余すことなく公開!

サーフでヒラメを釣るには、ベイトに適したルアーを使用しなければなりません。しかし、自然が相手である以上、必ず正解というものはありえませんよね。

正解が分からないときは、アクションも変えることでヒラメからの反応も変わります。今回の釣行で実践したヒラメを狙った釣り方がこちらです。

クイックセットのリフト&フォール

今回の釣行前日に、同様のサーフでクイックセットを使ってオオニベ(70cm)をあげました。

(ここに前日のオオニベ釣行記事を挿入)

釣行全体に渡ってクイックセットをリフト&フォールさせます。実はichi_lowも、昨日にクイックセットのリフト&フォールでオニカサゴを釣っていました。

ヒラメは底ものと言われるように、海底に潜む魚です。そのため常に頭上を見あげてベイトを探しています。

クイックセットのアピール力と、リフト&フォールはまさにヒラメにとってかっこうのベイトに見えるのですね。

残念ながら今回の釣行でヒラメを釣ることはできませんでしたが、釣果をもたらす可能性の高い組み合わせと言えます。

サーフのヒラメは飛びすぎダニエルのストップ&ゴーでキャッチ

ヒラメの釣り方は数々ありますが、今回50cmアップのヒラメをキャッチできた釣り方と状況がこちらです。

  • 時間帯:17時頃(夕マヅメ)
  • 潮:ど干潮からの動きだし
  • ポイント:近場のスリットの手前
  • ルアー:飛びすぎダニエル20g
  • アクション:不規則なストップ&ゴー

飛びすぎダニエル20gを遠投し着底、4~7回のリーリングで一瞬ストップさせる釣り方をしていると、かなり手前の位置で「コンッ」とアタリがあり、ヒラメが釣れました。

リトリーブ中にアタったことから、飛びすぎダニエルの強力なウォブリングがヒラメを誘ったと考えられます。

ヒラメが釣れないときの対処法

釣りをしていると、当然釣れないこともあります。その中でいかに釣るのか。これは釣り人の永遠の課題でしょう。

課題を克服するために、一つの重要な考え方があります。ワカシやヒラメが釣れたのも、このおかげだと考えています。

正解を絞らない

ヒラメが釣れない時間帯に、ルアーローテーションをすることでアタリにたどり着きました。

前日クイックセットで釣れたからといって、次の日も同じルアーで釣れるとは限りません。今回はクイックセットを使っていても、釣果にはめぐまれませんでした。

当日のサーフは風が強く、ワームではうまく釣りができませんでした。そこでギャロップASロングキャストを投げるとワカシ、飛びすぎダニエルを投げるとヒラメが釣れています。

正解を絞らず、状況に応じてルアーローテーションをする。

これが釣れない状況下でやるべき、釣るための方法だということを再認識できました。

ランガンする

サーフは広大です。広大であるため、狙っている魚がどこに潜んでいるかは分かりません。もしかすると、自分が見落としているポイントもあるでしょう。

釣果にたどり着けないときは、ランガンをおすすめします。

同じポイントで投げ続け時合を待つことも釣り方の一つですが「今釣れるポイント」は、刻一刻と変化するのが普通です。

釣れないときは、ランガンして「今釣れるポイント」に遭遇する確率を高めましょう。

情報を蓄積する

ヒラメが釣れない原因は、情報不足である可能性があります。今回釣れない時間が続く中でヒラメを釣ったポイントは、下の情報をもとにしていました。

  • ベイトがよく接岸している
  • 当日朝方にヒラメがあがった
  • 昨年同じポイントで飛びすぎダニエルで良い経験をした

サーフの釣りだけでなく、釣り全体を通して情報の蓄積に勝るものはありません。

当日の情報から海の中の活性状態、昨年の情報から使うべきルアーを選定しました。その結果が、ヒラメの釣果につながっています。

ヒラメが釣れなくても、釣れた場所と釣り方には必ず理由があるからまず情報通りやってみろ、ということです。

そう考えると、知り合いと釣りに出かけたり、釣り場で他のアングラーに挨拶して情報を得ることも大切になりますね。

厳しいサーフのヒラメの釣り方は「変化をつける!」

サーフのような、ポイントが分かりにくい釣り場でもヒラメがついている場所が分かれば効率よく釣りができます。

しかし今回の釣行では釣れない時間が長く、簡単にはいきませんでした。結果として正解だったのは、状況に応じてルアーローテーションをすることです。

飛びすぎダニエルでヒラメの釣果にたどり着きましたが、次はクイックセットかもしれないし、ギャロップASかもしれません。

アクションを含めてさまざまな釣り方でヒラメにアプローチできると、厳しい状況にも対応できるようになります。

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